飾らない店主の人柄も魅力 あきる野 レ・ポルト・ドゥ・フィナンシェ 粉の味生きた雑味のないパン
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![取材した日の戦利品。奥から時計回りに、山食、コロネ(チョコ)、デニッシュ、仲町トルネード、めんたいフランス 取材した日の戦利品。奥から時計回りに、山食、コロネ(チョコ)、デニッシュ、仲町トルネード、めんたいフランス](https://i0.wp.com/nishi-kaze.com/wp-content/uploads/2020/01/e38090e38391e383b3e38091e38395e382a3e3838ae383b3e382b7e382a73.jpg?w=183&h=171&ssl=1)
取材した日の戦利品。奥から時計回りに、山食、コロネ(チョコ)、デニッシュ、仲町トルネード、めんたいフランス
![定番の焼き菓子「フィナンシェ」 定番の焼き菓子「フィナンシェ」](https://i0.wp.com/nishi-kaze.com/wp-content/uploads/2020/01/e38090e38391e383b3e38091e38395e382a3e3838ae383b3e382b7e382a72.jpg?w=183&h=122&ssl=1)
定番の焼き菓子「フィナンシェ」
武蔵五日市駅から檜原村に向かう檜原街道の裏道にある「レ・ポルト・ドゥ・フィナンシェ」(鈴木規夫店主、あきる野市五日市)。店内にはバラエティ豊かなパンと焼き菓子が並ぶ。
私のお気に入りは、店名にもなっている焼き菓子「フィナンシェ」。蜂蜜入りのしっとりした食感で、飽きのこない味だ。プレーンのほか、爽やかな香りのゆずや抹茶(いずれも150円)もある。
店主の鈴木さんは「こだわりは特になし。こだわらないことがこだわりだな」と笑うが、トランス脂肪酸の心配があるマーガリンは使っていない。最近人気が高いのは、卵とバターを使わず焼き上げた雑穀パン(1・5斤500円)。シンプルな生地にオーツ麦、ひまわりの種、ゴマ、アマニを練り込んだもので、サンドイッチにしてもよし、そのまま食べても味わい深い。
2007年の開店から変わらないのは、毎日食べたくなるパンの味と、飾らない鈴木さんの人柄。今年の抱負を訪ねると、「これからも粉の味を楽しめるような雑味のないパンを作っていきたいね」と話してくれた。
シンプルな山食(350円)や、クッキー生地をのせて焼き上げた昔ながらのメロンパン(170円)も人気。
営業時間は午前10時~午後1時、3時~6時。月・火曜定休。問い合わせは042(596)1258まで。(佐々木)