日本庭園ランキングで5位 御岳渓谷に合う枯山水

img190218_teien 青梅市御岳の玉堂美術館(小澤萬里子館長)が、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が実施した2019年の日本庭園ランキングで5位に選ばれた。18年の8位からランクアップした。
国内外の専門家が日本にある900カ所以上の庭園を対象に、質、建物との調和、職員の対応などを評価したもの。1位は横山大観の日本画コレクションなどで有名な足立美術館(島根県安来市)が17年連続となった。2位は桂離宮(京都市)、3位は皆美館(松江市)、4位は山本亭(東京都葛飾区)だった。
玉堂美術館は1500平方㍍の敷地に、数寄屋建築の第一人者、吉田五十八設計の鋼金コンクリート造の展示館と木造の画室がある。枯山水の庭園は中島健作が作庭した。
来月2日まで「古き良き時代展」を開催中。27日~29日は臨時休館。
開館時間は午前10時~午後5時(2月いっぱいは午後4時半)。月曜休館。入館料は大人=500円、大学生・中学・高校生=400円、小学生=200円。問い合わせは0428(78)8335まで。(岡村)