新成人、西多摩全体で4050人~親への感謝、将来の夢語る 12人が参加 檜原村成人式

両親や周囲の人に感謝を述べる髙取健吾さんと聞き入る会場
両親や周囲の人に感謝を述べる髙取健吾さんと聞き入る会場

成人の日の13日、西多摩各地で成人式が行われた。各市町村の担当課が発表した新成人の数は8市町村全体で4050人となった=下表。
役場住民ホールであった檜原村の成人式には14人の対象者のうち男女6人ずつ12人が出席した。式のメインは新成人全員が一人ずつ登壇し、将来の夢や目標を語る場面。少人数ならではの企画で、毎年恒例となっている。
このうち市川硬暉さんは「東京消防庁に入庁して檜原村で救命救急士になり、一人でも多くの傷病者の救助に役立ちたい」とした。大学でプロダクトデザインを学ぶ大谷萌子さんは「木工で人の役に立つモノづくりをしたい」、嶋﨑華椰さんは4月から下北沢の美容院に就職が決まっているなどと述べた。このほか親や周囲の人に感謝の気持ちを伝える発言が続いた。
式には新成人在校時の校長・副校長や学年担任などゆかりの先生が出席。恩師からのビデオレターも放映された。(伊藤)

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