吉野梅郷梅まつり 人影少なくも 梅は見ごろへ
安倍総理が全国の小中高校の休校を要請して初めての週末となった1日、吉野梅郷梅まつりの中心会場となる梅の公園は人影が少なかった。公園に続く道沿いには10余りの露店が並んだが、威勢のいい掛け声は響かなかった。
好天に恵まれた一日だったが、公園前にある駐車場も空いている状態。例年なら車で行けば迷惑がられるような道も空いていた。
この日は全国の梅の名所から30種の梅酒が大集合するうめ酒まつりが予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるために中止した。再生から4年目の春は、近づく完全復活に冷や水を浴びせるものになっている。
8日の観梅市民まつりも中止になっているが、梅は満開に向け精一杯咲いている。巣ごもり生活が最も安全だが、気分転換に少しの時間を割いて観梅に出かけてみるのも良い。くれぐれも手洗い、うがいは念入りに。(岡村)