「ファッションが変わると笑顔が変わる」 パーソナルスタイリストとして活躍 青梅の伊野さん

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「一人ひとりが持っている良さを引き出したい」と話す伊野さん

「ファッションが変わると、皆さんの笑顔が変わる。その表情を見るのが何よりの喜び」。そう話すのは、「styling Vary(スタイリング ヴェリー)」の屋号で活動するパーソナルスタイリスト、伊野佳代子さん(42、青梅市新町)。一般個人向けのスタイリングやファッションアドバイスなどを行い、西多摩をはじめ関東一円から顧客を集めている。
青梅で生まれ育ち、20代からアクセサリーやバッグなどのブランド店や、靴のセレクトショップに勤務し販売を担当。出産を機に退職し9年ほど事務職などのパートをしていたが、第二子が小学校に入学するタイミングで大手アパレルブランドに再就職した。
メンズ・レディースの販売に携わり5000人以上のファッションアドバイスを行うなかで、一ブランドの枠内でコーディネイトを提案することに限界を感じるように。単に商品を販売するのではなく、「もっと深く人に向き合っていろんなアイテムの中から提案したい」と考えているときに、パーソナルスタイリストという働き方を知った。すぐに養成講座を受けて、専門的な知識を身につけ昨年1月に独立した。
提供するメニューは、骨格・カラーの特徴も加味した「ファッションアドバイス」や、手持ちのアイテムを見てアドバイスする「ワードローブチェック」など。買い物に同行する「ショッピングアテンド」では、「事前に店を歩いてリサーチし、目的に合うもの、本当に似合うものを無駄なく購入できるようアドバイスしています」という。
顧客は20代~60代の男女で、リピーターが多い。「『周りからほめられるようになった』『服選びが楽になった』というお客様の声がとてもうれしい。私が提供したサービスが、彼氏ができるとか、仕事がうまくいくようになったとか、何かが変わっていくステップになれば」と話していた。
期間限定のメニューや講座も随時行っている。詳細はホームページ(「伊野佳代子」で検索)参照。問い合わせもホームページから。(佐々木)