羽生人形店 日の出町 五月人形の営業始まる 5月5日まで休まず営業

羽生人形店
商品の一部。現物納めなので早めの来店で選択肢が広がる

日の出町大久野の羽生人形店(羽生隆店主)で五月人形の営業が始まった。一口に五月人形といえど鎧飾りがあれば兜飾りや武者人形もあり、平飾りだけでなくケース入りや収納型など飾るスタイルもさまざまだ。同店では多様化する客の好みに合わせ、バラエティーに富んだ品ぞろえを心がけている。
5月5日の端午の節句に鎧兜や武者人形を飾り、男子の健康と家の繁栄を祈る風習は江戸時代に始まった。鎧兜は身を守る大切な道具、英雄豪傑な武者人形は男子の成長を見守る存在とされている。新型コロナで世の中が落ち着かない時こそ、こうした風習が再び注目されそうだ。
同店では4代目店主夫妻が親身になって接客し、客の好みや予算に合う商品を提示してくれる。鎧兜を飾る意味や飾り方などについても、問いかければ親切に教えてくれる。
5月5日まで無休。問い合わせは042(597)0755まで。(伊藤)