福生七夕まつり中止 市民「残念だが、仕方ない」 70回の節目も感染予防優先

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華やかな七夕まつりだが、今年はお預け(写真は昨年)=福生市提供

福生市は6日、福生七夕まつりを中止すると発表した。2020東京オリンピック・パラリンピックと日程が重なり例年より1カ月早く7月2日〜4日に開催を前倒し、70回の節目を盛大に飾る予定だった。

市民からは「残念だが、仕方ない」との声が聞かれた。東京オリンピック・パラリンピックが1年延期になったことを受け、同まつり実行委員会では中止か延期かの判断を迫られた。恐らく今夏の収束は難しいとの見通しで一致し中止を決めた。

同まつりは西多摩最大の夏祭りで、行政、市民、企業が一体となり開催。沿道にあふれる七夕飾りはもちろん七夕織姫コンテストなどのイベントが繰り広げられ毎年40万人の人出でにぎわっている。

なお、7月5日に同市民会館で行う市制施行50周年式典に変更はない。ただ、今後の状況によっては流動的だ。(岡村)