あきる野の米で日本酒「八重菊」 15日一般販売スタート
あきる野産コシヒカリで造った純米生酒「八重菊」の先行販売が5日に始まった。売れ行きは上々で、15日からの一般販売にも期待がかかる。
八重菊は江戸時代、あきる野市小川の森田醸造で造っていた酒の銘柄。今回、その復刻版として福生市の石川酒造が醸造元となり、地元の米と香り、旨味を引き立てる2種の酵母を用いて仕込んだ。
4合瓶1500本が完成し、5日から同市二宮の長谷川商事、秋川ファーマーズセンターなど4店舗で先行販売。15日から市内の他の酒店でも販売が始まった。
長谷川商事によると「香りがよく、ぐいぐい飲めると好評です。一度買ってくれた方が2度、3度と来てくれます」という。
記者もさっそく味わってみた。栓を開けると、ほのかにフルーティーな香り。それでいて食事の味を邪魔することがなく、ついつい飲み過ぎてしまった。1本1650円(税込)。取扱店の問い合わせは042(553)0100石川酒造まで。(伊藤)