あきる野学習塾マナビ・クリエーションオンライン授業初導入無料の学習サポートも

あきる野市秋川の学習塾、マナビ・クリエーション（吉原陽子代表）は４月８日、夜の通常クラスをパソコンやスマートフォンを使った、双方向オンラインシステムでの授業に切り替えた。同システムを利用した、無料で受講できるオンラインの学習サポートも開始し、利用者を募っている。学校休校に対応して行うもので、同塾では初の試み。

同クラスでは、チャットやカメラを効果的に利用し双方向で対話をしながら、きめ細かい指導が画面上で進められる。一方的に講義の動画を送り、生徒に課題提供するのではなく、利用者からは「自宅学習がマンネリ化する中、先生との対話が刺激になり学習面にも情緒面にも良かった」「開始時間を楽しみにパソコンに向かい学習に取り組むようになり、生活にメリハリが出た」などの声が寄せられている。

学習サポートにおいても、同様のシステムを活用し、新学期からの学習予定の範囲を教科書に沿って進められ、復習の時間も設けられている。利用対象は小学３～６年生（毎週金曜）、中学１・２年生、高校１・２年生（木、金、土曜日から選択）。５月末まで実施予定（状況によって変更あり）。興味とやる気があれば誰でも申し込み可能。アンケートの提出をお願いしている。

代表の吉原さん（53）は「新型コロナ感染拡大防止に協力しながら休校中の学習の遅れをなんとかサポートしたいと、オンラインに切り替えた。無料サポートは少しでも多くの子どもに利用してもらい、自宅学習の支えになればうれしい」と話す。