初後亭 透明衝立、店主が手作り 限られた空間で安全対策

手製の透明衝立を設置した店主の清水さん
手製の透明衝立を設置した店主の清水さん

あきる野市三内の初後亭(清水哲雄店主)は、限られた空間での安全対策として席と席の間に透明な衝立を設置。網戸利用や天窓開放で換気を徹底した上で25日に営業を再開した。

衝立はホームセンターで購入した木材と透明なプラスチック板で店主が手作り。4組作って設置した。

同店は自家栽培の小麦、ソバを使ったこだわりの手打ちうどん・そば店。新型コロナの感染拡大でマスクが品薄になったため「マスクが手に入るようになるまで店を休もう」と決めたのが緊急事態宣言が出された4月7日。偶然にも再開日も宣言解除の日と重なった。

休業中に自家栽培の小麦粉と塩、昔ながらの打ち方レシピを組み合わせた「あきる野伝統うどん継承セット」を考案。間もなく発売予定だ。