不要なアベノマスクはこちらへ ミナミ電気前に回収箱 学校、福祉施設に再配布
不要なアベノマスクはこちらへ――。新型コロナ感染症対策で政府が支給している布製マスク(アベノマスク)の回収箱が5月29日、あきる野市のミナミ電気五日市店前に設置された。
五日市商和会(南元宏会長)の会員事業所から「アベノマスクが届いたが、不要なので寄付したい。商和会で回収箱を設置しないか」との提案があり、南会長が動いた。マスクの受け入れ先を周辺に聞いてみると、近隣の小学校などで「欲しい」という声があったため、箱を手作りして自店の店頭に置いた。
アベノマスクは政府が466億円もの巨額の税金を投じて1世帯あたり2枚ずつ配布する。西多摩にも最近ようやく届き始めたが、市販マスクの品薄傾向は解消されつつあり、「今もらっても扱いに困る」との声は多い。
南会長は回収したマスクを希望する学校などに届けるという。(伊藤)