あきる野 着物専門店「ベベノジマ」 帯地のマスク 成人式の衣装予約で進呈

華やかな帯地マスクは晴れ着にぴったり

創業23年の着物専門店「ベベノジマ」(あきる野市引田、野島近代社長)は、来年の成人式の貸衣装を予約した人に帯地で作ったマスクを進呈している。華やかな帯柄が顔回りを明るくし、晴れ着が映える。

新型コロナが収束しない状況で、来年1月に予定される成人式は開催されてもマスク必須になると予想される。野島社長は「せっかくの晴れ着に使い捨てマスクは味気ない」と新成人のために高価な帯を数本つぶしてマスクを作ることに。裁縫の得意なスタッフの協力で試作を重ね、裏地や形を研究した。

1点ものの帯地マスク

同じ帯から生地をとっても切り取る部分で柄が違うため、できたマスクは1点もの。野島社長は「他に誰も持っていないマスクです。一生に一度の成人式で、成人されるお嬢さんたちに喜んでいただければと一肌脱ぎました」と話す。

営業時間は10時~18時。月曜定休。問い合わせは042(550)0082まで。(伊藤)