羽村 のんびりカフェ中車水車小屋 かき氷の提供開始 自家製シロップ11種

イチゴとブラックベリーのかき氷。水車の音にも涼を感じながら味わってみては?

羽村市のチューリップ公園の向かいにある、のんびりカフェ中車水車小屋(広若とも代表、同市羽中)で、かき氷(650円~)の提供が始まった。9月までの提供予定。

例年2種類のところ、今年は11種の自家製シロップが揃った。地元農家のグレープフルーツ、夏みかん、梅、広若代表の畑で収穫したイチゴ、ブラックベリーなど厳選した各地からの果実のほか、地酒・澤乃井なども使用。保存料、着色料なしで素材の味を存分に楽しめることから、毎年かき氷を目当てに訪れる客も多い。

広若代表は「コロナ禍で2カ月以上営業を自粛していたので、時間と材料がたくさんあり、シロップ作りに励んだ」と話す。広若代表は八王子市出身。若いころから、保存食や果物に興味があったという。いろいろな縁が重なり結婚後、羽村に移住した。

出産し子育てをする中で母親が子連れで集える場所の少なさを感じていた。そんな中、2012年に現店舗が空き店舗に。真っ先に手を挙げ、カフェとともに、2階に女性を中心に皆が集えるレンタルスペースをオープンした。

広若代表は「今後も地域の方に楽しく利用してもらえる店にしていきたい。昔の日本の家屋を再現した店内には冷房がないのでかき氷はおすすめです」と話す。

営業時間は平日11時半~16時半。土日祝日は17時まで。火・木曜定休(変更あり)。問い合わせは080(3573)9514まで。(木住野)