石川酒造 ブルーベリーのエール発売 瑞穂農芸高校生が育てた果実で

石川酒造(福生市熊川)は東京地ビール多摩の恵の「瑞穂町で穫れたブルーベリーのエール」を期間限定で新発売した。同酒造内の直売店「酒世羅」やオンラインショップで販売している。数量に限りがあるのでお求めは早めに。

ブルーベリーは都立瑞穂農芸高校園芸科学科の生徒たちが実習で育てたもので50㌔納めた。同園芸科学科は、同酒造が提供した米ヌカなどを肥料に栽培した玉ねぎなどの野菜を同酒造に納入するなどの交流があり、今回のビール誕生につながった。

同園芸科学科によると、今年は大粒で甘みが十分あるという。生徒たちが丹精を込めて育てたブルーベリーで出来上がったビールは、これまでに販売してきた季節ビール「ブルーベリーエール」とは異なり、ブルーベリーの爽やかな風味と、しっかりとしたビールとしての飲み応えを楽しめるという。

同園芸科学科が育てたブルーベリーはほかに、同町長岡長谷部の清水牧場の季節限定のジェラートアイスクリームにも使われている。

「瑞穂町で穫れたブルーベリーのエール」は500㍉㍑びんで638円(税込)。オンラインショップに限り、ブルーベリーエールを含む対象商品を購入の場合、8月末(予定)まで大多摩ハムの「サラミ」のプレゼントがある。問い合わせは042(530)5792まで。(岡村)