檜原村 四季の里にWi‐Fiスペース リモートワーク ワーケーションに

四季の里のWi‐Fiスペース

NPO法人フジの森(檜原村南郷)はこのほど、払沢の滝近くで営む食事処「四季の里」の営業形態をコロナ対策仕様に変更した。席数を減らして配置を変え、有料のWi‐Fi利用スペースを設置。テレワークやワーケーションができる環境を整えた。また、店内での食事の提供を減らし、檜原特産のジャガイモ、舞茸を使ったサンドイッチや弁当などテイクアウトメニューを始めた。

ワーケーションとは「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた造語で、環境のいい場所で休暇を兼ねてリモートワークを行う労働形態のこと。コロナ禍で、こうした新しい働き方への関心が高まっている。

フジの森では、勤務拠点を分散させたい都心企業の受け入れ先として、管理を手掛ける教育の森、ふるさとの森でもワーケーションのプログラムを企画する。

四季の里のWi‐Fiスペース利用の際は、感染者が出た場合に備え連絡先等の事前登録と予約が必要。利用料金等は検討段階のため、直接問い合わせる。

営業時間は9時半〜15時半。問い合わせは042(598)6928まで。(伊藤)