瑞穂町けやき館 自由研究お助け隊 東京だるまなど3パターン

「東京だるま」解説シートの一部。 わかりやすく解説している

瑞穂町郷土資料館けやき館(同町駒形富士山)はこのほど、「自由研究お助け隊」の解説シートをリニューアル。同町の特産品になっている「東京だるま」「東京狭山茶」と、「昔の道具」の3パターンを作成し配布している。

同館は4年前から、子どもたちの夏休みの宿題「自由研究」のヒントになればと、同お助け隊の企画をスタート。今年は館内で常設展示されている「だるま」「狭山茶」「むかしの道具」のコーナーに合わせて、それぞれ全8ページのシートを新たに作った。

各シートとも、それぞれのテーマについてわかりやすく解説。「東京だるま」では、町内には「現在5軒のだるま製造業者があり昔から伝わる技術でひとつひとつ手作りしています」とし、だるまの歴史・特徴、同町の産業、作り方などについて説明している。

「常設展示を見学しながらより深く掘り下げる際に活用してもらいたい」と同館職員。「シートは夏休みだけでなく通年配布しています。大人の方でもぜひ活用していただき、『狭山茶を飲んでみよう』『だるま市に行ってみよう』など日常生活のアクセントにしていただけたら」と話していた。

問い合わせは042(568)0634まで。(佐々木)