石川酒造の敷地で多満自慢と活魚料理を「一番地の酒と活魚 食道いし川」が開店
福生市の石川酒造(石川彌八郎社長)敷地内に4日、「一番地の酒と活魚食道いし川」(松本潤店主)が開店した。「雑蔵」の名で飲食を提供していた建物を居抜きで使用。店名は同酒造の所在地「熊川1番地」から取った。
店は石川酒造の看板商品「多満自慢」やクラフトビール「多摩の恵」に合う活魚料理がメインで、その日の仕入れでおすすめ料理がそろう。肉料理も充実。麹を使った若鶏の塩麹から揚げ、酒粕もつ煮など酒蔵ならではのメニューもある。
昭島市出身の松本さん(35)は日本料理店で修行した後、拝島駅南口前の「ライブキッチンMJ食道」を開店。食道いし川は2店舗目になる。「ここでしか飲めない酒も増やしていく予定です。新鮮な魚、和食をおいしい酒と一緒に味わっていただきたい」と話す。
ランチは日替わりの焼魚、煮魚定食や、ねぎとろ丼など900円~。夜は予約不要のコース料理が4000円~、とらふぐコース(1万5000円・要予約)なども用意する。ランチは税抜き価格。
営業時間は平日11時30分~15時、17時~22時。土日祝日11時30分~22時。火曜・水曜定休。問い合わせは042(513)7020まで。(山石)