瑞穂町耕心館 ショウジョウバカマなど見ごろ 山野草ウイークを開催中

ショウジョウバカマ

瑞穂町耕心館(同町駒形富士山)の庭に、春の山野草が咲き始めた。キクザキイチゲ、白や赤のショウジョウバカマが見ごろを迎えている。同館では5月9日まで「山野草ウイーク」を開催しており、期間中は山野草講座や草木染展などを開いている。

タツタソウ

山野草は約100種類ほど植栽されている。愛好家や産地から贈られ、植栽したものが多い。1年を通じて観賞できるが、春は多くの花がそろい美しい。

昨年はコロナ禍で閉館したため、春の庭の様子を見ることはできなかった。今年は密を避けるため、3月恒例のつるし飾りを中止し開館。同館ボランティアが交替で庭の手入れをしている。

イベントは同館1階展示ギャラリーで、あきる野市の染工房シゲタの草木染展を開催している(10時〜17時)。山野草講座は4月に開催予定。18日に「山野草の植え替え」、29日に「孟宗竹で作るミニ盆栽」を開く。詳細は問い合わせを。

10時〜19時。コロナ禍の影響で閉館時間は変更する場合がある。入場無料。問い合わせは042(568)1505耕心館まで。(山石)