創業35年の「やきとりおがわ」 キッチンカーでも営業 あきる野市

創業35年の「やきとりおがわ」(あきる野市雨間)の小川英子さん(49)は昨年12月、キッチンカーでの営業を始めた。注ぎ足しのタレを2度付けした焼き鳥を提供している。

小川さん(左)とフードトラック協会の高野会長

英子さんは父親が亡くなった10年前から、一人で店を切り盛りする母を本業の傍ら手伝っていた。昨年夏、あきる野フードトラック協会の高野俊明会長が店に来て「長く続く店の味でキッチンカーを出してみては」と誘われた。最初は冗談かと思ったが、その後も何度か声を掛けられ「接客には自信があるし、やってみようかな」と思うようになった。

昨年12月25日、あきる野ルピア前で初出店。その後も店の営業時間外の日中に出店している。

メニューは、地元産のネギを鶏肉ではさんだ「わかどり」(120円)、つくね、なんこつつくね、ハラミ、トマトベーコン(以上150円)、など9種類。温め直してもおいしいようタレを2度付けしている。小川さんは「キッチンカーならではのランチメニューも考えたい。地元を中心に出店を広げていきたい」と意欲を語った。

問い合わせは042(558)0797まで。(藤野)