福生駅 Seasonal Kitchen うみかじ 魚屋・忠兵衛が移転

店頭にテイクアウトコーナーを設置

福生駅西口の魚屋・忠兵衛は2月、同駅西口から徒歩1分の場所に移転。「Seasonal Kitchen うみかじ」としてオープンした。料理と酒、ご飯ものが楽しめる店だ。

佐々木謙一店主(56)は、都内ホテルの料理人を経て独立。料理の道一筋に歩み、忠兵衛は17年続けた。コロナ禍などで、もう少し小さな店にしたいと移転。店内はウイルス対策で、光触媒抗菌コーティングを施している。

「お客とのふれあいが楽しい」と話す佐々木店主

佐々木店主は「一番人気は刺身で自信があります。料理はすべて手作りなので仕込みは午前中からしています。日替わりメニューがおすすめ」と話す。

中でもその日入荷した魚をニンニクとオリーブ油で焼いた地魚のハーブグリルや、小魚のからあげは常連が必ず注文する定番料理。肉料理では自家製ソーセージ、沖縄県八重山のコショウ、ピパーチを使った手羽先唐揚げが売れている。

「駅に近いので福生の顔と言われる店になりたい。魚も野菜も旬のものがおいしい。四季折々の料理を楽しんでほしい」と佐々木店主は話した。

テイクアウトもできる。営業時間は16時〜20時。水曜定休。問い合わせは042(553)7413。
(山石)