あきる野市 レストランからたち 冷めてもおいしい彩り二段重箱
西多摩霊園に隣接し、会席料理を提供する西多摩会館レストランからたち(森田和博店長、あきる野市菅生)で、冷めてもおいしく食べられるテイクアウトの「彩り二段重箱」(3300円)を提供している。
同店は衛生面の懸念からこれまで持ち帰りは提供していなかったが、コロナ禍で会食無しの法要を実施する施主が増え、参列者に配る弁当の問い合わせが相次ぐようになった。店主の森田さんは昨年11月頃から傷みにくいメニューや抗菌シートの活用などテイクアウトについて勉強し、厨房責任者とメニューを研究してきた。
完成した「彩り二段重箱」は高級感のある木目調の弁当箱に、あさりの炊き込みご飯や金目鯛の西京焼きなど20品が入っている。都心から法要に訪れる客が多く、持ち帰りに1〜3時間かかる人もいることから、試作品を作り数時間放置してから試食する試作を重ねた。「持ち帰りで冷めてもおいしく食べられるものができました。法要のお客様の声を受けて始めましたが、地域のお客様にも、どなたにもご利用いただけたら」と森田さんは話す。
営業時間は10時30分16〜時(ラストオーダー15時)。水曜定休。注文は2個から、完全予約制。夏季は保冷ボックスが付いて3500円。1週間前までに電話で予約。数量変更は2日前まで受け付ける。問い合わせは042(559)4111まで。(藤野)