おうめマルシェが自動販売機に! 青梅駅前にjihan deおうめマルシェがオープン
青梅駅前のサイクルハーバー青梅(村野伸司代表)の隣に16日に「jihan deおうめマルシェ」がオープンした。毎週第3日曜に開催中の青梅マルシェに出店している 10店舗が自動販売機で商品を販売する試み。コロナ禍で店舗の来店者が激減していることを受け、マルシェ出店者の久保田哲さん(ちゃんちき堂)が発案した。マルシェを主催するまちつくり青梅の田中志緒利さんに、常設で無人販売ができる自販機の設置を提案。同社の取締役である久保ラジオ商会の久保稔さんが中古家電の展示販売に使っていたスペースを提供した。
10畳程度の店内に、冷凍、弱冷蔵・冷蔵、常温を3台の自販機が設置。福猫屋のベーグル(600円)やトンちき屋の豚スジ煮(400円)、とうふ工房ゆうの絹、木綿豆腐(各400円)など品を扱っている。内装は「裏路地」をイメージし、市内のアーティスト酢平☆さんが壁画を描いた。このほか店内奥に商店街で使えるクーポンとおまけを入れた500円のガチャガチャを設置。品出し、管理は主に村野さんと各事業者が行う予定。
久保田さんは「自販機販売を通してお店を知ってもらい、足を運んでくれる人が増えたらうれしい」といい、「青梅マルシェはマルフジ撤退で買い物困窮支援のために始まった。自販機の設置は当初の目的に近いものになるのでは」と付け加えた。
営業時間は9時~17時、水曜定休。問い合わせは0428(84)0075サイクルハーバー青梅まで。(藤野)