残暑に食べたい西多摩のかき氷4選 青梅、福生、瑞穂町、あきる野

ミルクセーキのような「玉氷」 たまご倶楽部  青梅市

青梅市野上町の卵直売店「たまご倶楽部」(長谷川光一社長)では、夏季限定で玉氷、緑茶金時、いちごの3種類のかき氷を提供している。専属養鶏場の卵を使ったカスタードソースの「玉氷」が特に人気。価格は590円。

黄身を指でつまめるほど新鮮な卵と牛乳、砂糖、バニラビーンズで作るカスタードとふわふわの氷の組み合わせはミルクセーキのような味。容器の底にレモンシロップが入っており、さっぱりした後味だ。「卵のおいしさが伝わるソースを作りたい」と工房責任者の並木亜矢子さんと長谷川喜太郎会長、前店長の3人で考案した。

9月30日まで提供予定。イートイン、テイクアウト共に可。営業時間は11時~16時。問い合わせは0428(20)0120まで。(藤野)

濃厚果物シロップのかき氷 たい焼きカフェおもちどっと 福生駅そば

バラの形のコンポートがのったピーチかき氷

福生駅西口から徒歩1分の場所にあるたい焼きカフェ「omochi.」(おもちどっと、石澤和樹店長)では数量限定でかき氷を販売している。果物とグラニュー糖だけで作った濃厚なシロップが特徴。価格は1000円。

シロップは毎日作り、無くなり次第終了となる。ピーチ、パイナップル、メロンなど数種類を果物の入荷状況により日替わりで提供。ピーチは1皿にモモの果実を約2個使う。とろみがあって氷と一緒に食べてもしっかりモモの味がする。バラの形をしたコンポートが添えられている。

仕入れ先の青果店から季節のフルーツを勧められ、かき氷のシロップを作ることを思いついた。

このほかコーヒーシロップやゼリーが入った「おもちコーヒー」(500円)なども提供している。

営業時間は11時~20時。問い合わせは042(513)3236まで。(藤野)

冷凍イチゴと練乳のソルベ くりりんベリー 瑞穂町

冷凍イチゴと練乳のソルベ

瑞穂町二本木で茶の製造と販売を手掛ける栗原園(栗原健一社長)は、店頭のキッチンカーで夏季限定のいちごソルベ(1個540円)を販売している。

イチゴは同園が営む観光農園「くりりんベリー」で最盛期に収穫し急速冷凍したもの。品種は紅ほっぺ、おいCベリー、よつぼし、とちおとめ。

専用機械で削った冷凍イチゴと練乳を層状に重ねて提供。冷たくて甘酸っぱい味が楽しめる。新メニューの冷やし緑茶(1杯190円)も販売中。

営業時間は9時~15時。不定休。問い合わせは090(8725)4886まで。(山石)

天然氷のかき氷 黒茶屋 あきる野市

黒茶屋(あきる野市小中野)では南アルプス・八ヶ岳の天然氷のかき氷を販売している。抹茶小豆、いちごの2種類で価格は1000円。

敷地内の手づくりみやげ処「楽庵」でテイクアウトのみ提供。庭園を散策しながら食べられる。

営業時間は11時~16時(土日祝日は18時まで)。火曜定休。042(596)0129。