中村酒造が新酒発売 フレッシュな味と香り

「千代鶴しぼりたて純米生原酒」と「千代鶴たまの里純米にごり酒」

中村酒造(中村八郎右衛門社長、あきる野市牛沼)は10月27日、2種類の新酒を発売した。9月中旬から仕込み始め、10月下旬にしぼった「千代鶴しぼりたて純米生原酒」(1・8㍑2530円、720㍉㍑1265円)、「千代鶴たまの里純米にごり酒」(1・8㍑1980円、720㍉㍑990円)で、地元酒販店や、同酒造売店でも販売している。

純米生原酒はやや辛口で、フレッシュな味と香りが特徴。常温か冷やして飲むのがおすすめ。純米にごり酒は米のうまみを生かし、もろみの風味が残っているが、甘さはやや控えめ。

中村社長は「コロナ禍で厳しい状況が続いているが、長かった非常事態宣言も明けて、今年もよい酒を出すことができてほっとしている。ぜひ味わっていただきたい」と話した。

問い合わせは042(558)0516(平日9時~17時)まで。(藤野)