50の本棚展が3月13日まで 奥多摩町立せせらぎの里美術館

会場では本を手にとって読むことができる
会場では本を手にとって読むことができる

 「50の本棚展」が奥多摩町立せせらぎの里美術館(同町川井)で3月13日まで開かれている。同町でアートフェスティバルを開催するおくてん実行委員会(海野次郎委員長)が主催。「本棚であなたを表現してください」との呼び掛けに、町民を中心に50組が参加。思い思いに本を持ち込み、用意された本棚を彩っている。

 参加する師岡伸公町長は趣味の釣りに関する本を並べ、古里保育園(同町小丹波)は園児に人気の絵本や手作りおもちゃなどを展示。自宅をリフォームした時に作った模型を展示する参加者もいた。

 全国に900近い私設図書館を持ち同展開催に協力した一般社団法人まちライブラリーからは北海道千歳市、長野県茅野市、高知県四万十市のまちライブラリー7箇所が参加した。

 参加者らは「人に見せると思うと本を選ぶのに時間が掛かった」「自分と同じ本を並べている人がいて親近感がわいた」「よく知っていると思っていた人の本棚を見たら、意外な本が並んでいて面白かった」などと話した。

 同展を企画した担当者は「1ダース文庫や一箱古本市など、本棚を集めるイベントはあるが、この展覧会の目的は参加者に表現について考えてもらうこと。暮らしの中で意識していないが表現していることはたくさんある。そんなことを考えるきっかけになれば」と企画の意図を説いた。

 開催時間は10時〜16時(最終日は15時)。月曜休館。入館無料。問い合わせは0428(85)1109まで。(鋤柄)