牛乳屋さんが配達「はむ宅」 コロナ禍の飲食店を応援 羽村市の飲食店が連携
羽村市の飲食店が連携し、1年半前から続けているのが、宅配デリバリー「はむ宅」。「羽村の宅配便」の略称で、各店の料理を宅配する。参加店は1/4KARAT(クウォーターカラット)、和風肉ビストロ空楽、54cafe&Crape、サラダチキン研究所、スムージースタンドトウキョウの5店舗。複数店からさまざまなメニューが選べる。はむ宅限定メニューもある。
配達は牛乳店クレムリ(同市神明台)が担当。羽村義正社長(41)は、コロナ禍で苦境の飲食店を手助けしたいと、地元の仲間たちと相談。市内全域の配達を請け負っている。
牛乳店の3代目で15年前に独立。「軽貨物運送事業の届出をしていたこともデリバリーを始めるきっかけになった。まだ利用は少ないですが、地元の飲食店を応援したい。参加店をもっと増やしていくことも課題」と話す。
「はむ宅」で検索を。利用はサイトからメニューを選んで注文。支払いは配達時に現金かPaypayで。ランチの配達は11時〜13時(受付は前日20時〜10時)、ディナーは17時〜20時(同12時〜18時)。配達は日曜休み。(山石)
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