あきる野五日市 花屋りぐらんが檜原街道の通り向かいに移転リニューアル

「天井の照明を中心に内装のデザインを考えた」と話す宮﨑さん
「天井の照明を中心に内装のデザインを考えた」と話す宮﨑さん

「五日市小学校前」信号の角にあった「花屋りぐらん」(あきる野市五日市、宮﨑智美店主)がこのほど、通りの向かいに移転し、リニューアルオープンした。入口が五日市の顔とも言える檜原街道沿いの商店の並びに面し、集客もしやすくなった。同店にはカーネーションなどの定番の花から、染色したミモザなどの変わり種まで並ぶ。客の好みに合わせた花束(500円〜)やアレンジメント(2500円〜)を作る。市内や近隣地域であれば無料で配達をしてくれる。

 同店は、複数の生花店で勤務した後、自宅でアレンジメントの注文販売をしていた宮﨑さんが2019年にオープン。契約期間が決められていたこともあり、移転先を探していた。近隣店舗のテナント募集を知り見学に行くと、天井に残されたレトロな照明に一目惚れし、すぐに契約を決めたという。

 以前の店では現状復帰ができるよう、あまり手を加えられなかったが、今回は宮﨑さんの好みを全て詰め込んだレトロモダンな雰囲気になっている。店頭スペースは約2倍となり、これまで倉庫で保管していた花を並べられるようになった。

 「急に店を移転することになり、2カ月ほどお休みをいただいた。お客様が戻ってきてくれるか心配でしたが、常連さんが温かく迎え入れてくれた。以前の店に入りづらいと思っていたというお客様も来てくれています。通り沿いということもあり、五日市を盛り上げていければうれしい」と話した。

 店先では、宮﨑農園を営む父の征一郎さんの採れたて野菜(100円)も販売している。

 営業時間は10時〜17時。日曜、木曜定休。問い合わせは090(4368)0059まで。(鋤柄)


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あきる野市内 セブンイレブン2店で1部売り始めました