観光の利便性向上に西多摩観光型MaaS実証実験 青梅市、奥多摩町で6月20日まで
観光の計画、移動、食事、体験などのサービスをスマホで提供して観光客の利便性向上を図る「西多摩観光型MaaS」実証実験第2弾が4月27日〜6月20日の期間に実施されている。対象地域は昨年11月に実施した青梅市に奥多摩町が加わった。
特設サイトかアプリ「TAMa-GO青梅」で非接触、キャッシュレスで交通機関のチケットがお得に購入できる。今回は同町内の指定区域間バスが1日乗り放題になる「奥多摩おでかけパス」(大人1000円、子ども500円)を新設した。
前回に引き続き、グルメチケットやミュージアムパスは対象範囲を拡大。好評だった御岳山ケーブルカー往復乗車券、青梅周遊パスも販売する。
このほか対象観光施設25カ所中3カ所を回ると抽選に応募できるデジタルスタンプラリーの実施、観光情報や行程作成機能を一層充実させた。
同実証実験は京王電鉄(紅村康社長)と京王エージェンシー(岡村達矢社長)が、都と公益財団法人東京観光財団の「西多摩地域観光型MaaS導入支援プロジェクト実証実験業務」の一環で実施している。
問い合わせは042(357)6161(9時〜18時)まで。(藤野)