檜原村 神戸国際マス釣場の新メニュー ニジマスのスパイスカレー
檜原村の神戸国際マス釣場で、ニジマスを使ったスパイスカレーの提供が始まった。タイ風グリーンカレー「ニジマスとひのはら舞茸のグリーンカレー」と、南インド風イエローカレー「カノトローストニジマスカレー」の2種類で、釣場併設の食事処で味わえる。価格はいずれも1000円。
2種類ともココナッツミルクベースのマイルドな味わいで、骨がホロホロになるまで煮込んだニジマスの淡泊で甘みのある味とよく合う。グリーンカレーに使用するニジマスは、こぶみかんの葉とレモングラスに1日漬け込んで香りづけしたもの。その他の具材には檜原産の舞茸やタイ産の筍を使用し、ココナッツミルクを多めに入れることで辛さは控えめにしている。イエローカレーは10種類以上のスパイスを使用し、ニジマスは煮込む前に一度ローストして身を引き締めているという。
グリーンカレーの開発を担当した、マス釣場で働く髙橋広忠さんは、都心のエスニック料理店で約8年間料理人として働いた経験を持つ。開発にあたって複数のスリランカ料理店やインド料理店で魚のカレーを食べ、「魚がココナッツミルクと合うことを学んだ」そうだが、ニジマスを使ったカレーは他に見たことがないという。
釣りの合間に、ここでしか味わえないニジマスのカレーを楽しみたい。
営業時間は10時〜15時。4月〜10月は無休(11月〜3月は水曜定休)。問い合わせは042(598)0132まで。(高野)