檜原村 村の名人から教わる体験教室 手すき和紙づくりも新登場

そば・うどんづくり教室の様子
そば・うどんづくり教室の様子

 檜原村観光協会は、村民が講師となって古くから受け継がれている手仕事を教える体験教室「森の学校」を開催している。このほど10月〜来年3月に開催される講座の参加者募集が始まった。

 パン、こんにゃく、味噌、おやき、そば、うどんのほか、今年から手すき和紙づくりも新たに追加。原料となるの刈り取りから処理・加工、紙すきまで、本格的な和紙づくりの工程を体験できる。

 和紙づくりの講師は東京手すき和紙工房(同村小沢)の北村春香さん。あきる野ふるさと工房(あきる野市乙津)で約10年間、都無形文化財である軍道紙をすいて技術を習得し、2016年に独立。21年から檜原村に工房を構えている。和紙づくりには多摩地域の楮と自家栽培のトロロアオイを使用するという。

 開催場所は観光協会内の地域交流センター。日時や参加費など詳細や申し込みは042(598)0069まで。