一口サイズで食べやすい サーターアンダギー専門店羽村に

営業日の藤塚さん家族。ドーナツの味はプレーン、紅芋、抹茶、黒糖と色によって異なる

ミニサーターアンダギー専門店「もっちゃんダギー」が、羽村市神明台の直葬・火葬式専門葬儀社クレアーレ(藤塚貴志社長)内にこのほどオープンした。直径3㌢ほどの4色の球状ドーナツを串刺しにして販売している。

 藤塚社長(47)の趣味が高じて始まった店。魚をさばけるようになりたいという憧れから半年ほど前に料理熱が沸騰。家族の食事作りに飽き足らず、好物のサーターアンダギーの研究に発展した。

 そのうち凝り性が発動し、材料や配分を変えてドーナツを揚げる日々。納得のいく食感や見た目を安定して作れるようになると、飲食店を営む知人に助言を求め、さらに改良を加えた。知人のすすめで食品衛生責任者の資格を取得し、開店の運びとなった。店名は、毎回ドーナツをおねだりする愛犬「もも」にちなんでつけた。

 営業は不定期。工業団地内にある葬儀社の店頭で妻と長女がそろいのエプロンを着けて販売するほか地域のマルシェなどに出店することも。1本250円。営業情報はインスタグラム(sata_andagi_momo)で発信している。問い合わせは080(9804)1118まで。

(伊藤)