フルーツ大福が人気 お茶ぞっぺの中島屋
お茶ぞっぺの中島屋(あきる野市二宮、石川和助社長)で人気のフルーツ大福。その日ついた餅で生のフルーツと粒あんを包んだシンプルな餅菓子が子どもたちに受けている。
味はいちご、バナナ、みかん、キウイ、とまとなど5種類ほど。あんこの甘さと果物の酸味の絶妙なハーモニーがやみつきになってしまうという。
大福の生地には白玉粉と砂糖、飴で作る求肥を使う店が多いが、同店ではつき餅を使う。求肥ほど柔らかさは持続しないが弾力があり、食べ応えは十分だ。
同店ではこのほか、塩のきいた粒あんがおいしい亀甲早最中、おこじゅう、しょっぺい餅、ちっとん餅など西多摩の方言を菓子の名前に使った独自性のある商品を作り続けている。「新しい商品は、売り出してから5年くらい経たないとお客さんに認知してもらえない」といい、フルーツ大福もブレイクするまで何年もかかったという。
1個150円(税込み)。仕込み量により餅に着色しないこともある。営業時間は午前8時半~午後7時。木曜定休。問い合わせは042(558)1620まで。(伊藤)