ミスコンテスト日本代表に 世界大会に出場 高山智恵美さん あきる野市

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審査会場でポーズをとる高山さん

あきる野市留原の高山智恵美さんは、3月18日にあったミス&ミスター日本代表ドラフト大会2020で最上位の一つ、ミスランドスケープインターナショナルに選ばれ、今年12月開催予定の世界大会に出場する。年齢制限上限の28歳での挑戦。「できる準備は全てやりきろうと、とことん取り組んだ努力が報われたかな」と受賞を喜ぶ。(伊藤)

身長167㌢。幼い頃から背が高く、周囲から「将来はモデルになれる」と言われて育った。20歳を過ぎ、アイドルとして芸能活動をした時期もあったが、大人の事情がからむ世界で頑張り方がわからずに身を引いた。

その後、英語を学ぶために渡ったカナダで、ミスユニバースの選考基準となる3つの 美の要素を知る。大きな目、高い頬骨、厚い唇。どれも自分に当てはまると気づき、アイドルではなく世界基準の美を磨く方向へ、進むべき道を見つけた気がしたという。
挑戦の機会は昨年暮れにやって来た。ミスコンテストの存在を知り、年齢上限の28 歳で応募。書類審査、テレビ電話での面接を経て、最終選考に進んだ。
ァイナリスト入りが決まって以降毎朝5時に起床し、エアロバイクで汗を流してから都心の会社に出勤。好物のラーメンとチョコレートを絶ち、鶏ササミとブロッコリー中心の食事で体を絞り込んだ。
課題の英語スピーチと水着ウォーキングにも徹底的に取り組んだ。スピーチは年齢にとらわれず挑戦することの尊さを伝える内容に。英語を母国語とする職場の同僚に英文をチェックしてもらい、「寝ぼけた状態でも言えるまで繰り返し練習した」。ウォーキング対策では本番の広い会場を想定し、スタジオを借りて美しい歩き方を研究した。
最終審査は当初、日本橋公会堂で観覧者を集めて行う予定だったが、新型コロナの影響で急遽ライブ配信に。撮影の関係で広い会場でのウォーキングを披露できず、少し残念な思いもあるが、「日本代表になることを目標にしてきたので、努力が報われてうれしい」と高山さん。しばらくは解禁となったラーメンを満喫する日々だ。