疫病退散にご利益!? 妖怪「アマビエ」 西多摩にも続々
福生 石川酒造 アマビエラベルの日本酒
縁起いい四字熟語添え ネットで限定販売
福生市の石川酒造は、疫病退散にご利益があるとされる妖怪「アマビエ」をラベルに使った純米酒をオンラインショップで限定販売。ツイッター上で大きな話題を呼び、商品を求める声が多いことから再販を決めた。
イラストは従業員の石川雅美さんが手掛け、「新春万福」「無病息災」など縁起のいい四字熟語を書き添えた。同社では「ウイルスに負けず楽しい気持ちで日本酒を飲んでもらえたら、という気持ちを込めた。アマビエ様の必要のない平穏無事な日常が訪れることを願っています」と話している。720㍉㍑1500円(税込み)。同社オンラインショップのみの数量限定販売。(伊藤)
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青梅の館さん 疫病退散願い 妖怪「あまびえ」CGイラストに
青梅市畑中のCGデザイナー、館信一郎さん(48)は新型コロナウイルスの鎮静化を願い、妖怪アマビエをモチーフにしたCGイラスト「あまびえ」を作成した=写真。
アマビエは江戸時代末期に現在の熊本県に出現したといわれる妖怪。「海の中に出没し、『病気が流行したら自分の姿を写して人々に見せるように』と伝えて海中に消えた」といった記述をした瓦版が残っており、波間に立つアマビエの姿も描かれている。
このことがSNS上で広まり出したのが2月末ごろ。全国各地の人がウイルスの鎮静化を願って思い思いのアマビエを描き、ネット上で公開している。館さんも同様に「疫病退散。コロナ騒動が早く終わってほしい」との意味を込めて作成したという。(佐々木)
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ポップでキュート
酢平さんのアマビエちゃん
青梅市の画家、酢平(すっぺい)さんが描いた「アマビエちゃん」はこちら=写真。甘エビの絵とともにシールにして販売している。
酢平さんは同市西分町のアトリエ「6月ハウス」で創作する。 17日~21日、仲間のアーティスト2人とアトリエで妖怪展を開き、アマビエを披露する予定だったが、新型コロナの影響で展示が延期され、ウェブ上での公開となった。
制作にあたり「妖怪ですがポップで可愛いイメージで、見た人の気持ちが明るくなるように描きました。甘エビを紛れ込ませたのも、見た人にクスッと笑っていただきたいからです」とコメントした。
妖怪展の開催日時が決まったら、6月ハウスのフェイスブックで告知するとしている。(伊藤)