家にある身近なもので遊ぼう 創作ゲームを続々公開 奥多摩の山本さん
奥多摩町川井のボードゲームクリエイターの山本光夫さん(60)は3月末から、「身近なものでゲームを作って遊ぶ」をテーマに、自身が考案した簡単なゲームをホームページや投稿サイト「note」で紹介している。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け多くの人が自宅にこもる中、「30年以上も創作ボードゲームを作り続けている身としてはその経験をこんなときにこそ役立てたい」と配信を続けている。
今年2月から「note」で創作ゲームの作り方を掲載し始めた直後、学校が臨時休校に。掲載内容を「実践編」に切り替えて、コップや鉛筆、消しゴム、定規、小銭など家にある身近なものを使い、簡単に楽しめるゲームを紹介している。
配信開始から15日までに12作品を掲載。今後も定期的に新作をアップしていく考えだ。山本さんは「大人と子どもが真剣に向き合えるチャンスなのかもしれません。ゲームは単なる遊びとは異なって思考力やコミュニケーション能力を必要とする遊びです。ぜひこの機会を利用して楽しんでみてください」と呼びかけている。
このほか15日からは「home-made-game」という英文のサイトをオープン。世界に向けて家にある身近な素材でゲームを作って遊ぶことを提案している。(佐々木)