新しい生活様式にいかが? 「Hammock2000」屋内でもハンモックでくつろいで

屋外はもちろん屋内でも使える。木造住宅なら簡単に設置できる

あきる野市入野のFLYMANさん(44)は、ハンモックのある生活を提唱して20年になる。2000年にオリジナルブランド「Hammock2000」を立ち上げ、素材と製法にこだわるハンモックを世に送り出してきた。

同ブランドが扱うハンモックは、本格的に眠れる乗り心地と、柔らかい手触りにするために、製糸方法を厳選し、提携先のインドで職人が手織りで製造している。機械で織ったものでは体に追従するフィット感が出せないという。

FLYMANさんは20代の頃、海外放浪生活中にハンモックの心地よさに魅了された。忙しく働く日本人にもハンモックに揺られ、のんびりとくつろぐ時間の価値観を知ってもらおうと、同ブランドを設立。以来、日本人の体形に合う良質なものを追求してきた。

多分野のイベントでハンモックのある空間の演出も行う。フジロックフェスティバルなどの大型イベントに年間平均30回は出向いている。

オンラインショップでの販売ほか、ショールームでの展示販売にも力を入れる。自然の中だけでなく都会でも屋内利用の需要が高まり、2008年には山梨のショールームを都内に移転した(現在は世田谷区)。

新型コロナの影響で春からのイベントはほぼなくなり、ショールームも休業していたが、「ステイホーム」の影響か販売数は例年と変わらないそうだ。

FLYMANさんは「ハンモックに揺られることは半無重力で、母親の胎内にいるような状態です。最上級の心地よさを体験してほしい。自分の部屋やリビングに設置すればプライべート空間を作ることができ、インテリアとしても楽しめます」と話す。

オンラインショップでは、厚手で安定感のあるブラジリアンタイプ(1万8000円〜)、オーガニックコットンを絞り染め職人が天然染料で染めたもの(4万円〜)、通気性と伸縮性の高いネット状のメキシカンタイプ(1万6000円〜)など、全5種類が豊富な色とサイズ(ベビー、アダルト、ワイドなど)から選べる。価格はいずれも大人サイズのもの。

ハンモックの使用方法や設置方法のアドバイスなど問い合わせは公式サイトから。(木住野)