あきる野 正一位岩走神社 夏越の大祓3回に分散 アマビエ護符も授与
あきる野市伊奈の正一位岩走神社(宮澤正夫宮司)で夏越の大祓が27、28日の両日営まれる。茅の輪をくぐり、暑さの厳しい夏場や今年残り半分の健康を祈る。今年は特に新型コロナウイルス感染症の終息を祈念する。時間は27日が15時、28日が10時と15時。
社殿前に大きな茅の輪が据えられ、宮澤宮司が祝詞を奏上。神職と参拝者は人形で自身の体をなで、罪やけがれを人形に託す。その後、「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」との古歌を唱えながら茅の輪を3回くぐり、健康や平穏を祈る。
初穂料は人形一体に付き500円。納めた家には大祓神符などのほか、今年は疫病退散のアマビエ護符を授与する。(岡村)