青梅市の姉妹都市ボッパルト市の白ワインでジェラート Iwakura Experienceが開発
青梅市の姉妹都市ドイツ・ボッパルト市産のワインを使ったジェラートが誕生した。ボ市との産業交流で岩蔵温泉地域の名物を作りたいと、同地域の活性化に取り組むIwakura Experienceが商品開発した。
ジェラートは、ボ市のワイナリーで醸造されたリースリング種の白ワインを使い瑞穂町の人気ジェラート店「清水牧場WSTLAND FARM」が製造。岩蔵温泉内のCAFE YUBA (カフェユバ)で提供している。
同団体で活動する代表の本橋大輔さん(42)と、カフェユバの儘田菜つ美さん(40)が3日、浜中啓一市長を訪ね、新商品をお披露目。ジェラートを試食した浜中市長は「甘い香りの中にワインの風味を感じる」と感想を述べた。
青梅市とボ市が姉妹都市提携してから今年で55年。本橋さんはマラソンやカヌーを通じた両市の交流に触れ、「スポーツの交流は盛んだが産業交流はこれまでなかった。ジェラートをきっかけに産業でつながれたらいい」と話す。
ワインジェラートと合わせ、ほぼ同時期に発売された珈琲ジェラートも紹介された。岩蔵地区で焙煎した同カフェのオリジナルコーヒーを使ったジェラートで、市長の感想は「濃くて大人の味」だった。
珈琲ジェラートは480円。ワインジェラートは300円で、アルコール分を含むため運転手には提供できない。問い合わせは0428(74)4405カフェユバまで。(伊藤)