身体にやさしいアイシングクッキーが評判 天然色素、オーガニック食材… あきる野の 鮫島さん
あきる野市草花の鮫島美穂さん(40)は、天然色素やオーガニックの食材を使うなど、原材料にこだわったアイシングクッキーなどのお菓子教室「Twinkle(トゥウィンクル)」を主宰している。手作りのアイシングクッキーは注文販売もしており、見た目も味もよく、身体にやさしいと評判を呼んでいる。
鮫島さんは短期大学で栄養学を学び、卒業後は青梅市内の保育園に栄養士として勤務。もともとお菓子作りに興味があり、働きながらもパティシエの専門学校に通うことを目標にしていた。ただ手荒れがひどくなり水仕事ができなくなったため、25歳でウェブデザイナーに転向する。
転機は28歳での出産後。長男がアトピー性皮膚炎だったため、根本的な治療法を探すなかでマクロビオティックに出会った。レシピ本を見ながら食事を作るうちに、少しずつ症状が改善されていると実感。本格的に学び始め、2012年には料理教室を開くまでになった。
また、「子どもの頃からキレイなお菓子を見てワクワクしていた」という鮫島さんは4年前、アイシングクッキーの教室に通い、日本サロネーゼ協会の認定講師に。本場ロンドンへ研修に行き、世界的に有名なケーキデザイナーの指導を受けた。
アイシングクッキーとは、砂糖と卵白を混ぜ色付けしたクリームで、クッキーにデコレーションしたもの。「白砂糖や添加物がたっぷり使われている、とイメージする人が多い」というが、鮫島さんは作るのはマクロビの知識を生かし、オーガニックの小麦粉や有精卵、きび糖などを使ったもの。要望があれば、バターや卵不使用、米粉を使った健康志向のクッキーに、天然色素でアイシングすることもできるという。
注文販売は、形や柄などフルオーダー可能。鮫島さんは「見た目のよいアイシングクッキーはプレゼントにピッタリです。味もいいので、ぜひ一度食べていただいて、おいしいということも知ってもらえたら」と話している。
問い合わせは070(4070)1815、メールinfo★twinkle-icing-cookie.comまで。(佐々木)
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