亀の井ホテル 青梅 地元客にも贅沢ランチを 十割蕎麦がメインの新メニュー

蕎麦会席では和牛メンチカツもセットに
蕎麦会席では和牛メンチカツもセットに

 青梅市駒木町の「亀の井ホテル 青梅」(マイステイズ・ホテル・マネジメント運営、代田量一社長)が1月3日から、十割蕎麦をメインにした新ランチメニューの提供を開始。これまで土曜、日曜、祝日のみに提供していたランチを地元客にも気軽に楽しんでもらいたいと、平日営業も始めた。

 「もり蕎麦」(660円)や「鴨南蛮つけ蕎麦」(1650円)、前菜5点に茶碗蒸し、お造り、蕎麦、デザートがセットになったミニ蕎麦会席(2500円)などを用意。ミニ蕎麦会席、さらにぜいたくな亀の井御膳(3500円)や蕎麦会席(4950円)を注文すると、奥多摩の山々や多摩川の渓流を望みながら天然温泉に浸かれる展望大浴場の利用が無料になる。

 同社は日本郵政が運営してきた32施設の「かんぽの宿」を昨年4月に引き継ぎ、7月に「亀の井ホテル」としてリブランド。「亀の井ホテル 青梅」では、江戸時代から蕎麦粉流通の要所であった青梅に根付く蕎麦文化に着目し、メニュー開発に着手した。

 9月頃から試作を繰り返した蕎麦は、厳選した3種の蕎麦粉を独自にブレンド。極細に打った麺はのど越しがよく、野趣あふれる香りと上品な甘味が楽しめる。

 蕎麦以外にも季節の山海の幸を堪能できる「五目釜飯」(880円)、山女魚塩焼き(990円)、すき焼き風の具が入った「和牛メンチカツ すき玉」(770円)なども用意。メニューに合う酒を小澤酒造(同市沢井)の小澤幹夫社長がペアリングした「澤乃井 季節の飲みくらべ」(1200円)をはじめとするアルコール類も充実している。

絶景を見ながら湯に疲れる展望大浴場
絶景を見ながら湯に疲れる展望大浴場

 吉川英明支配人は「お気軽にランチを食べ天然温泉に浸り、リフレッシュしていただけたらうれしい。今後も観光客の方だけでなく、地元の方にも喜んでいただけるホテルを目指していきたい」と話した。

 レストラン営業は11時〜14時30分。宿泊プラン等の詳細はネットで「亀の井ホテル 青梅」と検索。問い合わせは0428(23)1171まで。(鋤柄)