自然に優しい商品選び STATICBLOOM あきる野市戸倉 アウトドア用品代理店

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4年前に都内からあきる野市戸倉に移住した田中夫妻

「自然で遊ばせてもらっているのだから、自然に優しいものを使う。それがアウトドア愛好者のマナー」とあきる野市戸倉に住む田中健介さん(44)。今年1月、妻の友香さんと輸入代理店「STATICBLOOM」を立ち上げた。環境に優しいアウトドア用品の視点から、国内外の品を厳選し卸している。
社長兼CEOの友香さんは、環境にやさしい日焼け止め「3rdRock Sunblock」の販売に力を入れる。「市販されているものにはオキシゲンゾン、シリコン、ポリマーなど化学物質が入っており、海の水などに混ざると環境に悪影響を及ぼす。そういった物質のない日焼け止めもあるが、クリームの伸びが悪い。そうした問題を解決しているのがこの日焼け止め」と頷く。
健介さんの一押しはカナダバンクーバーのアウトドアウエアブランド「westcomb」。「委託ではなく、すべて自社工場で服を作っているため、丁寧で高品質。破損しても正社員がしっかりと修繕してくれる。このような方針を取っているブランドはおそらく世界唯一。こだわりを持ったメーカーの商品をこれからも販売し広めたい」と語った。
取引先は現在30ほど。あきる野市から都内などに出向く。「都心までは多少時間がかかるが、あきる野は山が近くアウトドア商品をすぐに何回でも試せる。用品の良し悪しをじっくり判断できる、とてもいい環境」と社を構える理由を語った。(小澤)