青梅産地粉の焼菓子が評判 レストランエスポアール

IMG_0020 病院内のレストランでありながら焼きたてパンを提供、病院利用者はもちろん地域住民からも喜ばれている青梅市立総合病院(青梅市東青梅)内のレストランエスポアールが、青梅産地粉を使用した焼菓子の販売を始めた。季節の果物や野菜を使ったラインナップで、「おいしい」と評判を呼んでいる。
売場にはスコーン、クッキー、パウンドケーキなどが並ぶ。スコーンは、トウモロコシ、紅玉リンゴとシナモン、キャラメルアーモンド。パウンドケーキはマロン、レーズンとくるみといった具合にラインナップは日によって変わる。
製造を任される竹内悦子さん(40)はケーキの名店「アルカイク」(埼玉・東川口市)で修業。粉にもこだわりを持つ。「青梅産地粉は北海道のブランド粉にも負けないおいしさ」と太鼓判を押す。ひきたての粉でつくる焼菓子は素材の味が生きていて、優しい味。もう一つと思わずおかわりしたくなる。
レストランを運営するのは同市勝沼で仕出しなどを扱う創業80年の食彩房成木屋(武藤秀一郎社長)。武藤社長は「粉はJA西東京から仕入れています。地産地消なので安心でおいしいものを提供できます」と話す。その言葉を裏付けるように食の安心、安全、おいしいのお墨付けとなる服部認定マークをもらっている。
スコーンは230円、クッキーは170円、パウンドケーキは210円。焼きたてパンはメロンパン140円、塩バターパン120円などが人気。レストランは新館6階にあり、外には素晴らしい景色が広がる。焼きカレー(950円)やとんかつ定食(700円)などメニューも豊富で、ゆっくりと食事ができる。
平日午前8時~午後5時。土日午前11時~午後5時。(岡村)