御岳リバーサイドカフェ「グリーン・マム」 絶品、カンパチ焦がしバターソース

「グリーン・マム」(1) 御岳リバーサイドカフェ「グリーン・マム」(海老澤知慶オーナー・奥多摩町川井1‐5)が青梅市と奥多摩町の境となる青梅街道沿いに開店した。
オーナーの妻でシェフの純子さん(41)がつくるカンパチの焦がしバターソース(1300円)が素晴らしい。クルミやハーブなどをアクセントに、隠し味を随所に施した焦がしバターソースの風味はほかでは味わえない絶品のフランス風料理だ。
メニューはほかに牛バラ肉と赤ワインをふんだんに使ったビーフシチュー(1200円)、じっくり炒めたタマネギをベースに煮込んだトマトチキンカレー(1000円)、栗ご飯と豚の角煮セット(1500円)など。
店は夫婦二人三脚で経営する。純子さんが料理をつくり、海老澤オーナー(48)が客席に運ぶ。純子さんの料理は、渋谷区恵比寿の一流ホテルの元料理人直伝の腕前。
店はテラス席と合わせて31席。清流多摩川に面し、白壁の落ち着いた店内で緑豊かな自然を眺めながら味わう極上の料理の味は格別。
店は海老澤オーナーが日曜大工の腕を生かし、元々あった欄間などを活用して落ち着いた和洋折衷の雰囲気に改造した。
海老澤オーナーは立川生まれ。八王子の中心地で、夫婦で15年ほど居酒屋やステーキ屋を経営。今年、御岳にある多摩川河畔の父親の別荘を譲り受けたのを機に、自然の中で癒やし系の食べ物屋をやりたかったと思っていたこともあり、純子さんと相談して同地に開業した。
「お客さんにおいしい料理と四季折々の素晴しい眺めを堪能していただき『おいしかった』『来てよかった』と喜んでもらえればそれで満足」と海老澤オーナー。
営業時間は午前11時半~午後4時(L.O.3時半)。月・火曜定休。問い合わせは0428(85)8023。(吉田)