福生 WORD COFFEE 地域とのつながり大切に 会話楽しみに朝6時半から営業

SONY DSC 早朝からコーヒーの香りを漂わせ始める喫茶店「WORD COFFEE」(ワードコーヒー、真下嗣基店主)。福生市加美平で開店し2年半。常連客が徐々に増え、地域にしっかりと根を張り出している。
店主の真下さん(32)は八王子市出身。開店の数カ月前までオーストラリアに7年間住んでおり、福生には知人がいなかった。それでも「外国人のお客様にも来てほしい。基地のあるまちでチャレンジしてみたい」と同地を選んだ。地域のイベントには極力参加し、小学2年生になる息子と福生こども食堂にも参加。公私ともに「地域に根付くこと」に重きを置いてきた。

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フラットホワイトのラテアート「スワン」

朝6時半からの営業も開店当初から続けている。「オーストラリアではカフェが6時半オープンで、常連さんばかりで会話が弾み、いい雰囲気が流れていた。僕自身、人との会話が好きなので、コミュニケーションを楽しめるような場をつくりたかった」という。今では地域に知り合いも増え、会話を楽しみに来てくれる常連客が増えた。
人気メニューは真下さんが描く「ラテアート」を楽しめるフラットホワイトやカプチーノ、カフェラテ(レギュラーサイズ320円〜)、カフェモカ(同330円〜)。スワンやチューリップ、ハートなど5〜6種類の絵柄を描くことができる。
ランチメニュー(10時半〜午後2時)のクラブハウスサンドイッチ(1100円、ドリンク付き)もボリューム満点で人気。第2・4水曜日は、真下さんの母が主宰する「小さなパン工房 Osanpo」(昭島市)の出張販売もある。
営業時間は午前6時半〜午後6時。日曜定休。問い合わせは070(4163)8269まで。(佐々木)