朝５時から営業　おむすび専門店　あきる野市秋川にオープン

　あきる野市秋川に１日、ＯＭＵＳＵＢＩＹＡ（おむすびや）がオープンした。その名の通り、手づくりのおむすびを提供する、おむすび専門店だ。
店の特徴は、何と言っても開店時間が早いこと。職人さんなど早朝出勤の人が利用できるよう朝５時から営業している。しっかり握り込んだおむすびは他店のものより重量があり、１個でも満足感の得られるボリュームだ。握りたてを店内で食べることもできるし、ショーウインドーに並ぶ中からささっと購入して持ち帰ることもできる。
メニューは焼き鮭、昆布などおむすびが10数種類（１５０円～）。中でも、唐辛子と鰹節をしょうゆで煮て作る「なんばん」と梅干しは自家製で、客の評判も上々だ。おむすびのほか、東京牧場（檜原村）の烏骨鶏の卵を使った卵かけごはん（３５０円）や唐揚（１００円）、みそ汁（１３０円）などがある。
店の経営母体は㈱オフィスしみず（同市油平、清水るみ社長）。清水社長は楽しそうなことはためらわずやってみる性分。思いつくまま開業し、同市油平で「ｐｕｂ　ｓｎａｃｋ蘭花」と「ｇｉｒｌｓ　ｃａｆｅ　Ｒａｎｋａ」を、昭島駅南口で「ＴＡＣＨＩＮＯＭＩＹＡ（立ち飲みや）蘭花」を経営する。
４店舗目の同店では、地元の主婦を中心に11人のスタッフが勤務する。「山梨県都留市出身の自分が、縁あってあきる野でお店をさせてもらっている。何かお返しができれば」と雇用を生み出すことで地域貢献に努めている。
営業時間は午前５時～午後３時。日曜定休。おにぎりと唐揚の弁当など休日も予算に応じて予約を受け付けている。問い合わせは０８０（７９４０）９９２５まで。（伊藤）