新発売ちゅういっちゃんのあじさい茶 南沢あじさい山で限定販売

アマチャグラス 南沢あじさい山に名物が誕生した。あじさい山山頂で栽培するアマチャの葉を発酵させ、干して焙じた茶葉で、その名も「ちゅういっちゃんのあじさい茶」。山主の南澤忠一さんの名から商品名を取り、南澤さんと共同で山を管理するdo-moが2年がかりで開発した。
アマチャはヤマアジサイの変種で、その葉で作ったお茶は「甘茶」として親しまれている。あじさい山の甘茶(あじさい茶)は発酵、乾燥させた茶葉をほうじ茶のように煎ることで、甘茶特有の澄んだ甘さに香ばしさが加わったもの。冷やして飲むと美味しさが際立つ。
「あじさい茶」は、来月1日~7月7日の開山期間中、茶葉2000セットを限定販売する。ペットボトル入りも販売予定。開発者の一人、do-moの高水健社長(29)は「『ちゅういっちゃんのあじさい茶』が地域の名物になれば、たった一人でアジサイを植え続け、観光名所を作った花咲かじいさんの物語が後々まで語り継がれるのではないか」と新商品に期待を寄せる。
このほか、懐石料理の黒茶屋(あきる野市小中野)、瀬音の湯(同市乙津)とのコラボ企画で料理、温泉と入山料のセット割引も実施する。
開山時間は午前8時~午後5時。入山料500円。問い合わせは080(5055)1926高水さんまで。(伊藤)