「東京青汁」新発売 東京牧場 檜原産の乳酸菌入り 桑の葉の健康効果も
檜原村の東京牧場(中川利光社長)は1日、村内の畑で採取した乳酸菌入りの青汁「東京青汁」を発売した。粉末にした乳酸菌、国産桑の葉、抹茶をブレンドしたもので、他社の青汁と比べ非常に飲みやすく、野菜嫌いの人にも受け入れられそうだ。
同社では同村樋里の自社農場で「東京うこっけい」を飼育し、その卵を使ったクッキーやマヨネーズなど六次産業商品の開発・販売を行っている。村の豊かな自然に着目し、土着菌を活用した新たなビジネスを模索する中、同社敷地内で栽培する無農薬のキャベツの葉から乳酸菌を採取することに成功。新潟県内の専門業者で菌を培養、粉末化したものを使って青汁を作った。
乳酸菌に加え桑の葉も注目の健康素材だ。現代人に不足しがちな食物繊維や亜鉛、カルシウムなどのミネラルを豊富に含み、血糖値の上昇を抑制する効果もあるといわれている。
販売担当の小林努さんは「抹茶入りの東京青汁はとにかく飲みやすい。青汁はまずいというイメージを持たれている方にこそ飲んでいただきたい」と話している。
価格は2㌘30袋入り税別2980円。ネット通販のほか村内の「やまぶき屋」、山の店などで販売中。問い合わせは0120(256)800まで。