素朴でやさしい味 1日発売 丹波山のじゃがいも焼酎

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一般販売用の4合瓶。ラベルには村のシンボル オオカミを使った

山梨県丹波山村は1日、村内産の男爵芋で造ったじゃがいも焼酎を道の駅たばやまで発売した。村の新たな特産品としてPRし、ふるさと納税の返礼品としても利用する。
水はけのいい傾斜地で栽培される同村のじゃがいもは味がいいことで知られる。焼酎は2019年産の男爵を使い、芋焼酎の本場鹿児島県のオガタマ酒造で醸造した。

昨年8月には原島秀明副村長と職員が同酒造に出向き、芋の選別や麹を混ぜるなどの仕込み作業を手伝った。「古式甕壺仕込み」と呼ばれる伝統製法を用い、甕に入れて寝かすこと約半年。素朴でやさしい味に仕上がった。3月下旬に瓶詰め、納品され、発売の運びとなった。

焼酎は美濃焼の陶器瓶とガラス瓶の2種類あり、店頭販売はガラス瓶のみ。720㍉㍑税抜き2200円。限定900本。

陶器瓶はタンブラー付き限定250本で、同村ふるさと納税の返礼品に使うとしている。(伊藤)