21日から初夏の展示 味わい深い人物画も 20 日までは臨時休館

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描かれた人物への愛も感じられる

※4月15日追記:臨時休館は5月6日までになりました。

青梅市御岳の玉堂美術館(小沢萬里子館長)がある御岳渓谷には新緑を揺らすさわやかな風が吹き抜けている。玉堂の絵と渓谷に癒やしを求めて訪れる人はこの時期でも多いが、今月6日〜20日は臨時休館にした。21日〜6月14日は初夏の展示が行われる。

季節に合わせた作品とともに人物画も展示される。同館の新井梨里子さんは「玉堂画といえば風景画と言われるが、人物画にも味わい深いものがあります。中には玉堂の家族を描いたものもあり、風景画から感じられる自然への愛と同様に描かれた人物への愛も感じられます」と話している。

渓谷に面した庭園は米国の庭園専門誌が行う2019日本庭園ランキングで5位に選ばれた極上の庭だ。

開館は10時〜17時。入館料は大人500円、大学生・中学・高校生400円、小学生200円。月曜休館。問い合わせは0428(78)8335まで。(岡村)