檜原北部に2観光施設 おもちゃ美術館 じゃがいも焼酎工場
檜原村の観光産業の中核となるおもちゃ美術館とじゃがいも焼酎等製造工場の建築工事がこのほど始まった。いずれも同村北部の小沢地区に用地を確保し、村内の建築会社が施工を手がける。
おもちゃ美術館はオークビレッジ木造建築研究所(岐阜県)が設計し、武田組が施工する。来年8月竣工、10月にグランドオープンを予定。今年11月には館内を案内するボランティアの「おもちゃ学芸員」の募集を始める。
じゃがいも焼酎工場は松本設計ホールディングス(国立市)が設計、光壽建築が施工する。じゃがいも焼酎を製造するほか、特産物の販売なども行う道の駅的な施設として来年7月ごろオープン予定。
これまで檜原の観光といえば都民の森や温泉施設等のある南部が中心だったが、2施設が北部にできれば、村全域をめぐる観光が楽しめそうだ。(伊藤)